こんにちは、Dr.komakoです。
アルコール依存症になる原因に、アルコール離脱症状の不快な症状を防ぐための飲酒が挙げられるわ。
アルコール離脱症状って、なんなのかしら?
アルコール離脱症状 断酒を邪魔してアルコール依存症へ導くアルコール離脱症状とは
アルコール離脱症状とは
アルコールを長期間飲んでいると、常に体の中にアルコールが残っている状態になるわ。長期間この状態に体がなれると、体内のアルコール濃度が低くなった時に「退薬症状」がおこって、不快な自覚症状を引き起こすの。
アルコールの早期離脱症状とは
お酒をやめようとして数時間で、身体に不快な症状が起こるの。
典型的な症状は次のような症状よ。
- 手の震え
- 全身の震え
- 発汗・寝汗
- 不眠
- 吐き気
- 嘔吐
- 血圧の上昇
- 不整脈
- イライラ
- 集中力の低下
- 幻視・幻聴
アルコールの後期離脱症状とは
アルコールをやめて2~3日後に起こる離脱症状を、アルコール後期離脱症状と呼ぶわ。
- 幻視
- 見当識障害(自分の居る場所や時間が分からなくなる)
- 興奮
- 発汗
- 発熱
- 震え
アルコール離脱症状を乗り切るには
アルコールの離脱症状が続いて辛い思いをするのは、三日間くらいよ。症状が3か月くらい続くこともあるけれど、だんだんとよくなるわ。
でも、この離脱症状を恐れて、アルコールが体から抜けないように、決まった時間に飲酒をするようになるの。アルコール離脱症状が体に現れたら、アルコール依存症と呼んでもいい状態になっていることを自覚してほしいの。
ある日突然、崖を転がり落ちるように症状が進んでいくことがあるわ。できるだけ早い時期に病院に行くことをお勧めするわ。
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