Dr.komakoのおんなのよろず診療所

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ノロウイルスの感染経路|汚染された食品からおこる食中毒事件

こんにちは、Dr.komakoです。

 

ノロウイルスによる食中毒事件は、毎年のように起こっているわ。ノロウイルスによる食中毒事件は大規模になりやすいという特徴があるの。大規模なノロウイルスによる食中毒はどのように起こるのでしょう。

 

ノロウイルスの感染経路|汚染された食品から起こる食中毒事件

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ノロウイルスによる集団発生の規模

ノロウイルスの食中毒事件は、生牡蛎など食材が原因である場合と、食品取扱者が取り扱った食材をノロウイルスで汚染されたことで起こる場合の2通りの感染経路が考えられるわ。

 

食材が原因の食中毒事件では、事件が発生するのは旅館や飲食店で起こっていて、感染者は20人以下の事が多いの。

 

一方で食品取扱者が原因の食中毒事件は発生場所が飲食店や旅館だけではなく、学校や施設などでも発生し、50人以上の大規模な食中毒事件がしばしばおこっているわ。

 

食品取扱者によるノロウイルスの感染経路

ノロウイルスの流行時期に、食品取扱者自身や家族がノロウイルスに感染するところから食中毒の危険が発生するの。家族が嘔吐したものを処理した時、子どものおむつを代えた時、トイレを使った時、あらゆる場面で手にノロウイルスが付着する可能性があるわ。

 

家族がかかっていても、自分がかかっていないから大丈夫とは言い切れないの。ノロウイルスによる食中毒では、原因となった食品取扱者がノロウイルスに感染していても、症状が出ない不顕性感染を起こしていることが多いわ。

 

ノロウイルス患者自身の手についているノロウイルスは新鮮で、感染力がとても強いの。ノロウイルスに汚染された手で触れた食材は、たちまちノロウイルスに汚染されていくわ。

 

最近では、食パンの袋詰めをしていた人がノロウイルスに感染していて、スーパーで販売される食パンがノロウイルスに汚染され、大規模なノロウイルスの食中毒が発生したわ。学校や施設の給食を作っている人がノロウイルスにかかっていると、それを食べた子供たちや施設の入所者がノロウイルスに感染してしまうの。

 

ノロウイルスによる食中毒を予防するには?

ノロウイルスによる食中毒を予防するには、いくつかのポイントがあるわ。

  1. 日ごろから健康管理に注意する
  2. 加熱調理後の食品を素手で触らない
  3. 二枚貝は中心部まで加熱調理する
  4. 調理器具の洗浄消毒を確実に行う。
  5. トイレに行くときはユニフォームを脱ぐ
  6. トイレの後、手洗いをする前にドアノブを触らない
  7. 食品取扱者へのノロウイルス感染症の知識の普及を行う

 

お客様 従業員 家族をノロウイルス食中毒・感染症からまもる!! その知識と対策

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