こんにちは、Dr.komakoです。
卵巣がんは知らないうちに進行しているとても恐ろしい病気なの。
でも、女性の70人に1人の割合でかかる病気よ。
できることなら、かかりたくない病気よね?
卵巣がんを予防する生活習慣があるのよ。
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■バランスの取れた栄養素を取る
食生活はとても大切よ。だって、身体は食べたものからできているんだもの。
食品の栄養素は、お互いに上手く消化吸収するように助け合っているの。
だから、身体にいいからと言って、同じものばかり食べ続けるのはよくないのよ。
■毎日変化のある食生活をする
日本人は、とてもバラエティーに富んだ食材を、繊細に調理して食べる文化を持っているの。
ご飯とお味噌汁とおかず。
昔ながらの食生活を大事にしてね。
毎日違ったものを食べるということは、バラエティーに富んだ栄養素を体に取り入れることにもつながるわ。
■食べすぎを避け、脂肪は控えめにする
卵巣がんは、日本人と欧米人では、格段に欧米人の方がかかる確率が高いのよ。
でも、最近すごい勢いで、日本人が卵巣がんにかかる確率が高くなっているの。
これは、食生活の欧米化が関係しているのではないかと言われているわ。
高脂肪、高カロリーの食生活は、がんや生活習慣病の原因になるの。
高たんぱく、低カロリーの食事を心がけることは、美容と健康、そしてがん予防にもいいのよ。
■酒はほどほどにする
飲酒はがんの発生率を高めるという研究結果があるの。
とくに、量が多いほどがんの発生リスクは高くなるの。
毎日2合以上お酒を飲む人のがんの発生率は1.2倍、3合以上飲む人は、1.6倍高くなるのよ。
お酒が好きな方は、控えめにね。
■タバコは吸わない
タバコはがんの発生率を高くするのよ。
タバコを吸っていると、がんの発生率は1.5倍高くなるわ。
飲酒とタバコの習慣が両方ある人は、もっとがんの発生率が高くなるの。
タバコは、他の生活習慣病のリスクも高めるわ。
タバコを吸う習慣は、やめたほうがいいわよ。
■食べ物から適量のビタミンと繊維質を多く取る
ビタミンには、活性酸素を除去して、がんの発生を抑える働きがあるものがあるの。
それと、腸内環境がいいと、免疫力が高くなって、がんの発生を抑制することができるの。
腸内環境を整えるのに大切なものは、何と言っても食物繊維よ。
■塩辛いものは控えめにする、熱いものは冷ましてから食べる。
塩分の取りすぎは、がんの発生率を高くするという研究結果があるの。
胃がんと塩分の取りすぎには関係があるといわれているけれど、胃がんだけではなくて、塩分の取りすぎは全てのがんのリスクを高めるのよ。
熱いものは粘膜を刺激して、がんの発生率を高めるといわれているわ。特に、食道がんの発生に大きく関係しているのよ。
■焦げた部分は避ける
焦げた食品は、発癌性物質が含まれている可能性があるわ。
大量に取らないと、リスクはそれほど高くならないみたいだけど、焦げたところはできれば捨ててしまいましょう。
おこげ料理なども、あまり頻繁に食べない方がいいわ。
■カビの生えたものに注意する
ブルーチーズみたいに、管理しながら生えてきたカビはいいけど、自然に生えてきたカビの中には発がん性物質を含んだものがあるから、注意してね。
昔は、お餅のカビは安全だから、カビたところだけ取って食べていたけど、カビは根を持っているわ。かびた食品は、たとえその部分が少しでも、食品全体がカビの根に覆われていると思ってもいいわよ。
■日光(紫外線)に当たりすぎない
日焼けは健康のシンボルだなんて、昔の話よ。
紫外線は、活性酸素を誘発して、がんの発生率を高くするの。
全く日に当たらないのはよくないけれど、紫外線はできれば避けたほうがいいわ。
女性は特に、美容にも良くないものね。
■適度にスポーツをする
適度なスポーツは、健康維持には欠かせないわ。でも、過度の運動はかえって活性酸素を発生させてしまうから、ほどほどにね。
リフレッシュしてストレスを発散させることは、がんの予防につながるわ。
■体を清潔にする
がんの中には、ウイルス感染するものがあるの。
身体を清潔にしていないと、子宮頸がんのリスクが高くなるわ。
口の中の健康も、がんの発生リスクと関係があるわ。入浴や整容をしっかりして、毎日さわやかに過ごすことは、がんの発生リスクを押さえるためにも大切ね。