こんにちは、Dr.komakoです。
アルコール依存症って、男性の病気だというイメージがあるけれど、実は女性の方が依存症になりやすいし、症状の進行が速いのよ。
女性は、男性の倍のスピードでアルコール依存症へと進んでいくの。
なぜ女性は、そんなに早くアルコール依存症になってしまうのかしら?
女性が危ない!女性のアルコール依存症とは
女性の体とアルコール依存症の関係
アルコールは、油に溶けにくい性質を持っているの。女性の体は、男性に比べて体脂肪が多いわ。身体に入ったアルコールは、女性の体に浸透していくことができにくくて、血液中のアルコール濃度が上がってしまうの。
女性ホルモンは、肝臓のアルコール分解能力を低下させる働きがあるの。だから、アルコールの分解能力も男性に比べて弱いし、脂肪肝などの肝臓の障害も起こしやすいのよ。
女性の心とアルコール依存症の関係
一昔前は、お酒でストレスを解消するといえばサラリーマンのおじさんというイメージだったわ。でも、最近は女性の社会進出が広がって、女性も居酒屋でストレスを発散するのは珍しいことではなくなったわ。
男性に比べて女性は、たくさんの事を同時に処理する能力にたけているの。その分、いろいろな種類のストレスを同時に抱えてしまう傾向があるわ。
頑張り屋さんの女性ほど、危険なのかもしれないわね。
女性がアルコールを飲み始めるきっかけはいろいろよ。
20代の女性は、失恋などの異性関係がきっかけになることが多いわ。
30代の女性は、男性と同じように仕事や人間関係のストレスがきっかけになるわ。
40代の女性は、夫との関係が覚めてしまったり、子供が独立したことで感じる孤独感が原因になることが多いわ。
生きていればたくさんのストレスを抱えるけれど、できればお酒だけではなくて、健康的なストレス解消法も見つけてほしいわ。
スポンサードリンク
関連記事
あわせて読みたい記事
アルコール離脱症状 断酒を邪魔してアルコール依存症へ導くアルコール離脱症状とは
アルコール依存症とコルサコフ症候群 アルコールによって奪われる記憶