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Dr.komakoのおんなのよろず診療所

komako先生が女性の心と体の不調を解決します。

子宮体がんの化学療法(抗がん剤治療)の方法と副作用

子宮体がん

こんにちは、Dr.komakoです。

 

子宮体がんの治療は、まず手術がおこなわれるわ。
手術をして、取り除いた組織を検査して、病気がどの程度進行しているのかを調べるの。
病気の進行によって、手術の後にどんな治療をするのかを決めるのよ。

 

子宮体がんの化学療法(抗がん剤治療)の方法と副作用

 

■子宮体がんの化学療法の必要性

子宮体がんの手術の後、病理検査と言って、取り除いた組織にがん細胞がどの程度あるのかを調べる検査をするの。
子宮体がんでは、早期のがんで妊娠を強く望む場合でなければ子宮を全摘出するわ。
摘出した子宮の限られた場所だけに、小さながん細胞がある状態で、他の場所に明らかに転移がないとわかったら、抗がん剤の治療は行わないわ。


再発のリスクが少しでもあると判断されたら、抗がん剤の治療を始めるの。がん細胞が悪性であったり、いくつかの転移が見つかったりした場合が多いわね。
もし完全にがん細胞を取り除いていても、目に見えないがん細胞が残っていて、時間が経ってから大きくなって行く可能性もあるの。


子宮体がんの抗がん剤治療は、そういったがん細胞を死滅させて再発や転移を予防する効果があるわ。
重度の子宮体がんでは、手術を行わずに抗がん剤の治療だけを行うことや、抗がん剤でがんを小さくしてから手術を行うこともあるわ。

 

■子宮体がんの化学療法の方法

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子宮体がんの化学療法に使われる抗がん剤にはいろいろな種類があって、通常は2種類の薬を組み合わせて行うの。
抗がん剤投与は3回から6回のクール制で行われるわ。
1回の治療は2~5日間の投与期間で、これを3週ごとに行うの。
1クール目の治療は入院して、抗がん剤の効果や副作用の出方を注意深く観察しながら行うの。
病院によっては、2クール目からは外来での治療を選択できることがあるわ。

 

■抗がん剤の効果

子宮体がんのの化学療法はクール制で、抗がん剤の投与と休養期間を繰り返しながら行っていくの。

 

癌細胞は、普通の細胞に比べて増殖のスピードが早いの。だから、抗がん剤は増殖の速い細胞にダメージを与えるように出来ているわ。


ただ、人間の体には癌と同じくらい増殖の速い細胞があって、一緒にダメージを受けてしまうから、副作用が起こるの。
増殖の速い細胞は、骨髄細胞、毛髪細胞、胃の粘膜の細胞よ。
抗ガン剤の副作用で、白血球が少なくなるのは骨髄細胞がダメージを受けるためだし、髪が抜けるのは毛髪細胞がダメージを受けるためね。吐き気や食欲がなくなるのは、胃の粘膜がやられるためよ。


一定の期間抗がん剤の投与を行った後、2~3週間は治療を休むの。
その間に、人間の細胞は回復していくけれど、癌細胞の回復は正常な細胞に比べて遅いのよ。


癌細胞が回復していないうちに次の抗がん剤の投与を行うと、効率的に癌細胞を殺すことができるわ。
これを繰り返すことによって、身体の中の癌細胞を死滅させていくのよ。

 

■抗がん剤の副作用

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●化学治療を始めて数日で現れる副作用

 

  • 吐き気・嘔吐
  • アレルギー反応(皮膚の赤身・かゆみ・じんましん)
  • 発熱
  • 食欲不振
  • 倦怠感

●化学治療を始めて数週間で現れる副作用

 

  • 下痢・便秘・腹痛
  • 脱毛
  • 口内炎
  • 鼻血・歯茎からの出血・青あざ
  • 感染しやすい
  • 手足のしびれ

●化学治療を始めて数週間~数か月で現れる副作用

 

  • 皮膚やつめの黒ずみ
  • つめの変形
  • 貧血
  • 匂いに敏感になる
  • 味覚が変わる
  • 関節の痛み

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