子宮筋腫の治療：子宮筋腫の治療は経過観察か手術の二者択一です

こんにちは、Ｄｒ．ｋｏｍａｋｏです。

子宮筋腫が見つかって、検査で大きさや数、できている場所を確認したら、どんな治療を行うかを決めることになるわ。

子宮筋腫の治療法には、実は経過観察か手術しかないの。

子宮筋腫を小さくする薬物療法もあるけれど、半年くらいしか使えなくて、服用をやめると子宮筋腫はまた大きくなってしまうのよ。だから、手術がしやすいように筋腫を小さくするためにしか使われていないの。

子宮筋腫の治療法は、「手術が嫌だからしない。」というような選択の仕方はしないのよ。子宮筋腫の大きさや数、場所、身体に与えている影響で決めるの。

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子宮筋腫で手術をしないということは、特に何か治療を行わないで、経過を見て行くということなの。

何もしないって、かえって不安になってしまうわよね。でも、放置するのではなくて、子宮筋腫の状態は観察し続けることが必要よ。子宮筋腫で経過観察になるということは、「今は治療が必要ない」ということなの。

子宮筋腫は時間の経過とともに大きくなって行くことが多いわ。子宮筋腫が育っていく過程で、手術が必要になるかもしれない。手術に踏み切るタイミングを逃さないためにも、経過を見て行く必要があるの。

子宮筋腫で経過観察になるのは、次のようなケースよ。

子宮筋腫の手術には、筋腫の核だけを取り除く「核手術」と子宮のすべてをとる「全摘出手術」とがあるの。

また、手術の方法には、お腹を切って行う開腹手術とお腹を切らないで行う手術があるの。

子宮筋腫の進行を予測するのは、専門医でもなかなか難しいの。人によっては子宮筋腫はあまり大きくならないこともあるし、経過観察でいいと考えていたら筋腫が急激に大きくなって手術が大変になることだってあるわ。

子宮筋腫で手術を選択するのは、次のようなケースよ。

また、治療方法を選択するときには、次のことを確認しておいた方がいいわ。

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