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Dr.komakoのおんなのよろず診療所

komako先生が女性の心と体の不調を解決します。

若い女性を襲う恐ろしい病気、子宮頸がんとは?

子宮頸がん

こんにちは、Dr.komakoです。

 

子宮がんには、子宮の入り口付近にがんができる子宮頸がんと、子宮の奥の方にできる子宮体がんがあるの。
2つのがんは、同じ子宮にできるがんだけど、全く別の病気なの。
子宮頸がんの方が、発症年齢が早く、これから出産を控えている女性が多くかかる病気なの。

 

若い女性を襲う恐ろしい病気、子宮頸がんとは?

 

■子宮頸がんの原因

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子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルスによるウイルス感染で発症するの。このヒトパピローマウイルスは、男性器に潜んでいて、多くの女性は性交時にヒトパピローマウイルスに感染したことがあるのよ。
人間の体には、免疫機能が備わっているから、ウイルスのほとんどは感染しても退治されるわ。ただまれに、感染して前がん病変という、がん細胞に発展しやすい細胞を作ってしまうことがあるの。
その前がん病変した細胞の一部が、子宮頸がんになるの。ヒトパピローマウイルスに感染して、子宮頸がんになる確率は、0.15%しかないの。

 

■子宮頸がんにかかりやすい年齢

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子宮頸がんにかかる確率は、20歳を過ぎると急に高くなるわ。20歳から急激に増えて、40歳でピークを迎え、かかる確率は低くなって行くの。
これは、子宮頸がんの原因が、ヒトパピローマウイルスによるウイルス感染だからね。子宮頸がんは、20代、30代の女性では、他のがんに比べてかかる確率がとても高いの。
ちょうど、結婚や出産を考える時期にかかりやすいということになるわ。


■子宮頸がんの症状

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子宮がんの初期には、特別な症状はないの。
でも、子宮がんは前がん病変という状態になった後にがんになる病気なの。だから、子宮がんの検診を受けていたら、がんになっていない前がん状態の間に発見することができるわ。
子宮がんが少し進行した状態になると、月経時ではないのに出血することがあるわ。とくに、性交時、排便時、重いものを持った時、疲れた時にね。
出血ではなくても、おりものが増えたり、月経時の出血が増えたり、期間が長くなることがあるわ。そんな症状があったら、すぐに婦人科を受診してね。

 

■子宮頸がんの診断


子宮がん検査には、次のようなものがあるわ。
細胞診:子宮の細胞をこすり取って、顕微鏡で確認するの。とくに痛みは感じないか、極軽い程度の検査よ。
組織診:細胞診で異常が見られたら、がんが疑われる場所を切り取って、顕微鏡で見る検査をするの。この検査で子宮がんかどうかが分かるわ。この検査は、ちょっと痛いし、出血もするの。
コルポスコープ診:コルポスコープという拡大鏡で子宮頚部の組織を見て、がん細胞を見つけるの。組織診はこのコルポスコープ診で異常な細胞を見つけて、その組織を切り取るのよ。
超音波エコー検査:子宮がんの位置や状態を確認するために行う検査よ。放射線を使わないし、痛みもないわ。
CT、MRI検査:身体の中の写真を撮ることで、がんが転移していないか、どの程度広がっているのかを確認するのよ。

 

■子宮頸がんの進行


子宮がんの進行度合いは、Ⅰ期~Ⅳ期のステージに分けられるわ。
Ⅰ期:がんが子宮頚部内にとどまっている状態
Ⅱ期:がんが子宮頚部よりも外に広がっているけれど、骨盤壁や膣壁の下1/3には達していない状態
Ⅲ期:がんが骨盤壁に広がっていたり、膣壁の下1/3以下に広がってしまっている状態
Ⅳ期:がんが小骨盤腔(骨盤の空間)を超えて転移していたり、直腸や膀胱の粘膜にも広がっている状態

 

■子宮頸がんの治療

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子宮がんの治療には、手術、化学療法、放射線治療があるわ。
手術にもいろいろな種類があるのよ。
どんな手術や治療を行うかは、病期によって違ってくるわ。
お医者さんとよく話し合って、納得したうえで治療してね。

 

■子宮がん検診の必要性

子宮頸がんは、定期的に健診を受けていれば、早期に発見することができるわ。

それなのに、日本の女性は婦人科検診をあまり受けたがらない傾向が強いの。早期に発見できるのに、検診を受けないで重症化してしまい、大切な子宮を失ったり、命を失ってしまうのは本当にもったいないことよ。

 

20代になったら、婦人科検診を受けましょう。

とくに、若い女性は子宮頸がんの検診だけでも、年に1度は受けたほうがいいわ。

子宮頸がんはとても高い精度で自宅でガンの検査ができるのよ。妊娠や出産経験のない女性は、婦人科に行ったり診察台に上がることに抵抗があるかもしれないわ。自宅のプライバシーが守られた環境で簡単に検査ができるのなら、年に1度のがん検査もハードルが低くなるわね。

 

   

 

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