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Dr.komakoのおんなのよろず診療所

komako先生が女性の心と体の不調を解決します。

子宮頸がんの治療 子宮頸がんの3つの治療方法とは?

こんにちは、Dr.komakoです。

 

子宮頸がんだと診断されたら、どんな治療を受けるのかしら。子宮頸がんになってしまったら、妊娠や出産はもうできないのかしら。
女性ならみんな、心配になることよね?

 

子宮頸がんの治療 子宮頸がんの3つの治療方法とは?


子宮頸がんに治療は、手術、放射線治療、化学療法がおこなわれるわ。早期の子宮頸がんでは、子宮の摘出手術をしない治療方法があるわ。

 

■早期子宮頸がんの手術

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子宮頸がんが前がん状態や、0期と呼ばれる早期の状態で発見できたら、子宮の摘出手術をしないのでその後の妊娠・出産をあきらめないで済むわ。
この時期の治療では、4つの治療法があるわ。

 

  1. 凍結療法:がん細胞を凍らせて死滅させるわ
  2. 高周波療法:高周波を使う治療よ。電磁波の熱でがん細胞を死滅させるわ。
  3. レーザー治療:レーザー光線を使ってがん細胞を死滅させるわ。
  4. 円錐切除術:がん細胞のある子宮頚部の組織を、円錐状に切り取るのよ。

 

■子宮頸がんの手術


早期の子宮頸がんではなかった場合は、子宮を全摘出する必要があるわ。
子宮と一緒に卵巣を取り除いたら、更年期障害のような不快な症状が起こる可能性が高いわ。
膣を取り除くことによる性交障害や、リンパ節を取り除いたときにおこるむくみ、膀胱や直腸を取り除いたときには排尿や排便障害が起こるわ。
手術後の不快な症状については、お医者さんや看護婦さんとよく相談して、対処していきましょう。

 

  • 単純子宮全切除術:子宮を全て摘出する手術よ。ときには、両側付属器切除術といって、卵巣・卵管も切除されるわ。
  • 広汎子宮全摘出手術:子宮と膣の一部を含めて、骨盤壁近くから広い範囲で切除する手術よ。子宮頸がんに関連する所属リンパ節も同時に切除するわ(リンパ節郭清)。
  • 骨盤内臓全摘出術:がんが子宮頸部ばかりでなく女性器外に拡がっていると、子宮・膣とともに下部結腸、直腸、膀胱をもとらなければならないわ。これを骨盤内臓全摘術というの。術後、人工肛門や回腸導管(回腸を用いて人工的に尿路を再建する)、造膣術など形成手術が必要になるわ。

 

■子宮頸がんの放射線治療


子宮頸がんの放射線治療には、手術後の再発を防ぐために行う治療と、手術をせずに放射線でがんを成長させないようにするか、がんを殺してしまうための治療を行うわ。


子宮頸がんの放射線治療では、身体の外から放射線を当てる体外照射と、膣内に器具を挿入して子宮の内部から放射線を当てる体内照射の2つの種類があるわ。


体外照射は、子宮頸部だけをピンポイントで狙うのではなてく、がんの進展する可能性がある骨盤内のリンパ節、膣などの広範囲に照射していくわ。卵巣は、放射線が当たると本来の機能を発揮できなくなってしまうの。そのために、更年期障害のような症状が出ることがあるわ。


体内照射は器具を挿入するときに痛みを感じるけれど、腫瘍に直接強い放射線を当てることができるから、治療効果が高くなるわ。


どのような治療を行うかは、病気の進行具合によって違ってくるわ。放射線治療では、下痢や出血、食欲不振といった副作用も起こるわ。お医者さんとしっかりと相談して、納得の上で治療を行ってね。

 

■子宮頸がんの化学治療

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子宮頸がんの根治療法は手術か放射線で行うの。化学療法は、その補助的な役割を行うわ。ただ、進行したがんで、手術や放射線治療が難しい時は、化学療法が治療の中心になるわ。


Ⅲ期以降の進行した子宮頸がんの場合、化学療法と放射線療法を同時に行うの。これを、放射線化学療法というわ。化学療法が、放射線治療の効果を高くするのよ。


手術後の再発防止のための化学療法は、子宮頸がんではあまり行われないわ。放射線治療の方が効果が高いからよ。でも、血管内やリンパ節に転移が見つかって、広範囲に転移する可能性が高い時は、化学療法を行うわ。


Ⅰ期やⅡ期でも、手術の前に腫瘍を小さくするための化学療法や、あらかじめ転移の可能性をつぶすための化学療法を行うことがあるわ。

 

化学療法には、副作用が起こることが多いわ。吐き気や食欲不振、白血球の減少などよ。副作用で不安なときは、すぐにお医者んさんに相談してね。

 

■子宮がん検診の必要性

 

子宮頸がんは、定期的に健診を受けていれば、早期に発見することができるわ。

それなのに、日本の女性は婦人科検診をあまり受けたがらない傾向が強いの。早期に発見できるのに、検診を受けないで重症化してしまい、大切な子宮を失ったり、命を失ってしまうのは本当にもったいないことよ。

 

20代になったら、婦人科検診を受けましょう。

とくに、若い女性は子宮頸がんの検診だけでも、年に1度は受けたほうがいいわ。

子宮頸がんはとても高い精度で自宅でガンの検査ができるのよ。妊娠や出産経験のない女性は、婦人科に行ったり診察台に上がることに抵抗があるかもしれないわ。自宅のプライバシーが守られた環境で簡単に検査ができるのなら、年に1度のがん検査もハードルが低くなるわね。

 

   

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