読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Dr.komakoのおんなのよろず診療所

komako先生が女性の心と体の不調を解決します。

子宮頸がんの数少ない自覚症状と、子宮頸がんの進行の仕方

子宮頸がん

こんにちは、Dr.komakoです。

 

子宮頸がんは、若い女性を襲う恐ろしいがんなの。
症状は少ないし、全く症状が現れないということもあるわ。自覚症状で思い当たることがあれば、すぐに検査してもらいましょう。

 

子宮頸がんの数少ない自覚症状と、子宮頸がんの進行の仕方

 

■子宮頸がんの症状

f:id:komakosensei:20150329184016j:plain


ごく初期の子宮頸がんでは、自覚症状は全くないわ。
少し進行してくると、性交時の出血や月経時ではないときの出血やいつもと違うおりものという形で症状が現れるわ。
月経がいつもよりも長引いたり、量が多くなることもあるわ。
ただ、性交の機会のない女性は症状に気が付きにくいという傾向があるの。早期発見のためには、定期的な子宮がん検診が必要ね。

 

■子宮頸がんの進行


子宮頸がんは、進行の状態によって0期~Ⅳ期に分けられているわ。

 

●0期


非常に早期に発見できたがんよ。がん細胞は、子宮頚部の上内皮だけに存在しているわ。

 

●Ⅰ期


子宮頸がんは子宮頚部の中だけに合って、他の部分に広がっていない状態よ。
Ⅰ期はさらに細かく分類されているの。Ⅰa期は、がん細胞の広がりが深さ5㎜以内で、広さが7㎜を超えないもの。それ以上に大きくなっていても、子宮頚部の外に広がっていない状態をⅠb期というわ。

 

  • Ⅰa1期:間質浸潤の深さが3mm以内で、7mm以上に広がっていないもの
  • Ⅰa2期:間質浸潤の深さが3mm以上5mm以内で、7mm以上に広がっていないもの。ただし子宮頸部腺がんについてはIa1、Ia2期の細分類はしない
  • Ⅰb1期:病巣が4cm以内のもの
  • Ⅰb2期:病巣が4cmを超えるもの

 

●Ⅱ期


子宮頸がんが子宮頸部を超えて広がっているけれど、骨盤の壁や膣の壁の下1/3を超えていないものよ。

 

  • Ⅱa期:がんは膣の壁に拡がっているけれど、子宮頸部の周囲の組織には拡がっていないもの
  • Ⅱb期:がんが子宮頸部の周囲の組織に拡がっているけれど、骨盤の壁まで達していないもの

 

●Ⅲ期


がんが骨盤の壁に隙間なく広がっている状態か、膣の壁の下1/3を超えて広がっているものを言うわ。

 

  • Ⅲa期:がんの膣壁への拡がりは下1/3を越えるけれど、子宮頸部の周囲の組織への拡がりは骨盤壁までは達していないもの
  • Ⅲb期:がんの子宮頸部の周囲の組織への拡がりが骨盤壁にまで達しているもの、または腎臓と膀胱をつなぐ尿管ががんによりつぶされて、水腎症や無機能腎を認めるもの

 

●Ⅳ期


がんが骨盤から外側に広がっていたり、膀胱や直腸の粘膜に広がっている状態よ。

 

  • Ⅳa期:膀胱や直腸の粘膜へがんが拡がっているもの
  • Ⅳb期:がんが骨盤の外の臓器に遠隔転移しているもの

 

■子宮頸がんの進行と5年生存率


どんながんでも同じだけれど、早期発見でがんの治療後の5年生存率は高くなるし、進行するにしたがって、厳しい数字になってしまうわ。
子宮頸がんでは、Ⅰ期の5年生存率は87%、Ⅱ期では75%、Ⅲ期では48%、Ⅳ期では26%になっているわ。

■子宮がん検診の必要性

子宮頸がんは、定期的に健診を受けていれば、早期に発見することができるわ。

それなのに、日本の女性は婦人科検診をあまり受けたがらない傾向が強いの。早期に発見できるのに、検診を受けないで重症化してしまい、大切な子宮を失ったり、命を失ってしまうのは本当にもったいないことよ。

 

20代になったら、婦人科検診を受けましょう。

とくに、若い女性は子宮頸がんの検診だけでも、年に1度は受けたほうがいいわ。

子宮頸がんはとても高い精度で自宅でガンの検査ができるのよ。妊娠や出産経験のない女性は、婦人科に行ったり診察台に上がることに抵抗があるかもしれないわ。自宅のプライバシーが守られた環境で簡単に検査ができるのなら、年に1度のがん検査もハードルが低くなるわね。

 

   

 

関連記事

がん保険は必要?乳がんの症例を通じて医療保険とがん保険を比較してみました

がんを治す食事 がんを消すための食事療法9か条

若い女性を襲う恐ろしい病気、子宮頸がんとは?

子宮頸がんの原因とかかりやすい年齢

子宮頸がんの数少ない自覚症状と、子宮頸がんの進行の仕方

子宮頸がんの治療 子宮頸がんの3つの治療方法とは?

子宮頸がんの予防方法 手軽にできる予防方法とは

子宮頸がんワクチンは受けるべき?子宮芸がんワクチンの効果と危険性について