こんにちは、Dr.komakoです。
禁煙で辛いのは最初の1週間よ。1週間禁煙を続けることができたら、成功したも同然よ。禁煙の辛い1週間はたった4つの方法を実践するだけで乗り切ることができるわよ。
成功できる禁煙方法3:最初の1週間を乗り切る4つの方法
小さな成功を積み重ねる
はじめて禁煙する日とは、「禁煙」って本当に大変で、まるで一人でエベレスト山に昇るような不安を抱えているのではないかしら。
そんな時は、「千里の道も一歩から」作戦を決行するの。
どんなに遠い目標だったとしても、達成するためには一歩一歩小さな努力を積み重ねて行くしかないでしょう?禁煙だって同じよ。
「まず1時間我慢しよう。」「午前中は我慢しよう。」「昼食後煙草を吸わず午後の仕事をはじめよう。」「夕方の1服をやめてゆっくりコーヒーを飲もう。」「仕事が終わったら飲みに行かずに家に直行しよう。」「帰宅後はタバコを吸わずに妻に朝から今まで禁煙できていたことを報告しよう。」
禁煙の初日は、こうした小刻みに設定した目標を一つ一つクリアして行きましょう。
タバコを吸わなかったことを聞いた奥さんはきっと「すごいね!頑張ったね!」と褒めてくれるでしょう。
奥さんに褒められたら、元気になってモチベーションが上がるでしょう?
ゆっくりと奥さんの手料理を食べて、食後の一服の代わりにお茶をゆっくりと飲んでみるのもいいわね。
お風呂にゆっくりと入ってリフレッシュして、夜更かしをせずに布団に入って眠りましょう。これで一日目はクリアよ。
タバコを吸わない一日を終えたら、禁煙という山が実はエベレスト山ではなくて、近所の山くらいの物だって気が付くんじゃないかしら。
ポジティブシンキングを心がける
禁煙がとても大変だとばかり考えて、「禁煙できない理由」を探すのはやめましょう。その考えは、脳が何とかニコチンを手に入れようとしている策略なの。
喫煙欲求がつのってきたら、「禁煙をしようと思った理由」を思い出してみて。成功できる禁煙方法1で考えた禁煙に対するモチベーションよ。
タバコの離脱症状にはできるだけ気持ちの焦点を合わせないようにして、禁煙できた時のメリットを想像してみましょう。
誘惑を避ける
禁煙を妨げる誘惑はたくさんあるわ。お酒の席、タバコを吸っている人から「一本くらいいいんじゃない?」と勧められるタバコ。急にやってきたストレス。
お酒の席を避ける
禁煙中は、お酒の席にはできるだけ行かないようにしましょう。お酒を飲むと依存物質への欲求が強くなって、欲求を抑える抑制が弱くなってしまうの。禁煙で一番失敗しやすいのが、「お酒の席でつい一本」なのよ。
どうしてもお酒の席に行かなければいけないときは、お酒を飲まないようにしましょう。いつもお酒を飲んでいるあなたがお酒を飲まないなんておかしいといわれたら、「肝数値が上がってドクターストップがかかってる。」とかお医者さんに止められていると言えばいいの。
ドクターストップがかかっていると聞いて、お酒を勧めてくる人はいないでしょう。途中で飲みたくなっても、周りの人が止めてくれるわ。
もう一つ大切なことはね、タバコを吸う人の横には座らないこと。
禁煙中は人が吐き出すタバコの煙さえおいしく感じてしまうもの。つい「一本ちょうだい。」と言ってしまうかも。
おすすめの席は、禁煙に成功した人の隣よ。禁煙に成功した人なら、禁煙を始めたばかりの辛い気持ちを理解してくれているわ。「一本だけ」の誘惑に負けそうになったら止めてくれるかも。あらかじめ「禁煙中なので、タバコをもらいそうになったら止めて下さい。」とお願いしておくのもいいわね。
ストレスへの対処法
仕事の失敗や夫婦喧嘩など、予期せぬストレスにさらされたら?
嫌なことがあって、つい一本を吸ってしまわないようにストレスへの対処方法を考えておきましょう。
まず、ストレスを前向きにとらえる習慣をつけましょう。仕事の失敗は次への教訓にするの。上司の理不尽な言動は、受け流して。「この人はこう言う事で起こるから、次から気をつけよう。」と次につなげる考え方をしてみて。
夫婦喧嘩は、夫婦がより仲良くなるためのディスカッションだと思えばいいのよ。ぶつかり合うのもやめてしまったら、淋しいわよ。お互いの考えを分かりあうための、夫婦喧嘩はスパイスのようなもの。
生きて行くうえでストレスやハプニングはついて回るものなの。タバコはストレスやハプニングを解決してくれる?
禁断症状への対処法
タバコは脳の依存物質だから、体内から消えて行くときにどうしても禁断症状が起こるわ。でも、ピークは最初の3日間。辛さを感じるのは1週間程度。その後はどんどん楽になって行くわ。
禁断症状の期間を知る
まず、禁断症状がどれくらい続くのか知っておくことが大切ね。人間って、いつまで続くかわからない苦しみには弱いけど、期限が決まっていれば案外乗り越えられるもの。
禁断症状はやってくるものだと覚悟はしておいて。でも、ずっと辛いわけではなくて、波のようにやってきては過ぎ去って行くものよ。
禁断症状を起こさない工夫
禁断症状が起こるのは、いつも煙草を吸っていたタイミングに吸えないときが多いの。
朝起きた時、食後、入浴後、緊張が解けた後など。
いつも煙草を吸っていたタイミングになったら、違うことをしましょう。朝は外に出て深呼吸をしてみる。食後はすぐに席を立って歯磨きをする。緊張が解けた後はゆっくりお茶を飲むとか。
禁断症状をやり過ごす工夫
吸いたい気持ちになった時、できるだけ吸いたい感覚から気持ちをそらしてみて。体を動かしてみたり、身体に違う刺激を入れるの。
タバコの代わりに口やのどに感覚刺激を入れるのもいいわね。
- クラッシュアイス
- 強いミントのガムや飴、タブレット
- 歯磨き
- 冷たい水
- すっきりするハーブティー
禁断症状は波のように押し寄せては消えて行くの。禁断症状のピークをこれらでやり過ごしてみて。
禁煙日記をつける
禁煙中は禁煙日記をつけるのをおすすめするわ。禁煙日記には「タバコ吸いたい!」って書き殴ってもいいの。
辛い気持ちって、掃きだすことですっと楽になることあるでしょう?禁断症状に対しても同じこと。つい一本に手を出す前に辛い気持ちを吐き出して。
がんばった事、成功した工夫、達成できた小さな目標、節約できた金額など、成功体験も一緒に書いてね。
辛い気持ちが成功体験に変わったことが目で確認できるわ。
実はこの禁煙日記、禁煙に成功した後再びタバコを吸いたくなった時の抑止力にもなるの。
禁煙の禁断症状が辛くて、とても苦労して乗り越えたという経験があると、「あんな辛い禁煙をまたするくらいなら一生タバコは吸わない。」と思えるわ。
でも、人間って忘れる生き物なのよ。
だから、禁煙日記は今の自分の辛さを乗り越えるためと、未来の自分への戒めとして残しておいてほしいの。
禁煙グッズを利用する
でも、心理的なニコチン欲求が強い人や、体内のニコチン濃度がとても高い人は、禁断症状が辛くて耐えられないかもしれないわ。耐えられないのに、無理に耐える必要はないの。その為に、禁煙補助具があるんだから。
ニコチンガムやニコチンパッチは、少量のニコチンを補うことで見事に禁断症状を押さえてくれるわ。
ニコチンを含まない煙を吸える電子タバコは頼りになる禁煙アイテムよ。
禁煙グッズを上手に利用して辛い1週間を乗り越えて。
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