Dr.komakoのおんなのよろず診療所

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自律神経失調症は音楽療法でリラックスすると楽になります

こんにちは、Dr.komakoです。

 

音楽には心を癒す効果があるの。音楽は感情に直接働きかけ、高ぶった気持ちを落ち着かせ、悲しい気持ちを和らげてくれるわ。自律神経が乱れがちの人は音楽の癒し効果を利用してリラックスする時間を持つと症状が楽になるのよ。

 

自律神経失調症は音楽療法でリラックスるすると楽になります

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音楽療法とは?

音楽を聴くとα波という脳波が出るの。α波は、身体に次のような効果を表してくれるのよ。

 

  • 身体と脳を休めリラックスさせる
  • ストレスを和らげる
  • 脳を活性化させる
  • 免疫力を高める

音楽療法は、α波の力をかりて心と体を癒す治療法なの。音楽療法には、次の2つの種類があるの。

 

  • 受動的音楽療法
  • 能動的音楽療法

能動的音楽療法は、楽器を演奏したり歌ったり、音楽を自分から発生させる治療法よ。受動的音楽療法はいわゆる音楽鑑賞。好きな音楽を聴くだけでも立派な音楽療法なの。

自律神経失調症に効く音楽は?

α波が発生しやすい音っていうものがあるの。「1/fのゆらぎ」という言葉を聞いたことがあるかしら。「1/fのゆらぎ」はパワーベクトルが周波数fに反比例するゆらぎの事なの。

 

たとえば、そよ風は一定の強さでふくのではなく、強くなったり弱くなったりを繰り返すでしょう?そよ風に吹かれているときは、無意識に吹いてくる風の強弱を頭の中で予測しているの。そよ風は、予測したとおりに吹いてくるときもあれば、予測を裏切った強さで拭いてくるときもあるわ。

 

そよ風のふき方は規則性と意外性が拮抗した状態だといえるの。この、規則性と意外性を数値化してみると、「1/fのゆらぎ」になるの。

 

常に一定ではない適度な強弱のゆらぎは、実は人間の身体からも発生しているの。心臓の鼓動、呼吸の早さは一定のようで時々強くなったり弱くなったりしているの。きっとお腹の中で赤ちゃんはお母さんの発する「1/fのゆらぎ」を聞いていたはずよ。

 

「1/fのゆらぎ」は突き詰めて行くと細胞レベルでも発生しているの。生体のリズムが「1/fのゆらぎ」そのものだと考えることができるわ。だから、人は「1/fのゆらぎ」を感じるとリラックスするのよ。

 

「1/fのゆらぎ」を発生している音の代表的なものは次のようなものよ。

 

  • 自然界から発生する音:葉がこすれる音、川のせせらぎ、波の音など。
  • 人間の声:宇多田ヒカル、吉田美和、松任谷由美、徳永英明などの声は「1/fのゆらぎ」を発生させている。
  • モーツアルトの音楽:数ある音楽の中でも「1/fのゆらぎ」を含んでいる。

 

自律神経失調症を音楽療法で積極的に改善したいと思っている人は、α波が出やすい「1/fのゆらぎ」の要素を多く含んだ音楽を集めたCDを聞くのがおすすめ。音楽療法に使う音楽は別にじっくりと聞き入る必要はないの。何かをしながらバックミュージックとして利用するといいわ。ストレッチをしながらとか、本を読みながら、お料理をしながらなど、自然に耳に入ってくる状態にしておくだけで十分効果を発揮するわよ。

 

おすすめのCDはこれ!視聴してみる?


Music-friendly autonomic-自律神経にやさしい音楽~広橋真紀子

 

 

自律神経にやさしい音楽

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