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Dr.komakoのおんなのよろず診療所

komako先生が女性の心と体の不調を解決します。

避難所での感染症予防対策

こんにちは、Dr.komakoです。

 

たくさんの人が集まり、狭いスペースを分かち合って過ごしている避難所で感染症が発生すると、瞬く間に広がってしまう可能性があります。避難所で発生する可能性のある感染症の予防対策や、感染者が出てしまった時の対応についてお伝えします。

 

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避難所での感染症予防

避難所で心配な感染症

避難所で特に注意してほしい感染症は、インフルエンザとノロウイルスです。

 

4月22日発表のインフルエンザ流行速報では、今なお九州地方のインフルエンザは警報レベルです。また、ノロウイルスなどの感染性胃腸炎も発生しています。

 

今年の感染症の流行で特徴的なのが、おたふくかぜです。今年は4年ぶりにおたふくかぜが全国的に流行の兆しを見せています。おたふくかぜはこれから初夏にかけて流行のピークを迎えます。

 

おたふくかぜは子供がかかる病気というイメージがありますが、免疫を持っていない大人でも感染します。大人がおたふくかぜに感染すると、重症化したり、睾丸炎・卵巣炎・難聴・髄膜炎などの合併症をおこす可能性があります。

 

避難所での感染症対策

手洗い

感染症の予防には手洗いが欠かせません。避難所では水が不足し、トイレが不衛生になりがちですから、手洗いはとても重要になります。

 

手洗いは、必ず流水で行うようにしてください。バケツなどにためた水で手を洗うと、その水が感染源となってしまいます。水道が断水しているときは、蛇口の付いたウォータージャグを手洗いに使いましょう。ジャグがなければバケツにためた水をひしゃくなどですくい手に水をかけるなどの工夫が必要です。

 

手洗いに使った水をトイレの流水に利用することはお勧めできません。

 

マスク

災害時は粉塵が多く、マスクは手放せません。マスクをつけることで口の周りの湿度をあげることができるので、感染症の予防になります。何より、感染者がマスクをつけるとこで感染拡大を防ぐことができます。

 

使い捨てのマスクがなければ、タオルを口の周りにまいているだけでも構いません。できるだけハンカチを口に当てているだけでも、全く何もしないよりは良いでしょう。

 

マスクはキッチンペーパーと輪ゴム、ホッチキスがあれば手作りできます。こちらのサイトを参考にしてください。

sonaeru.jp

 

感染者が出た時の対策

感染者が出てしまったら、最も有効な対策は「隔離すること」です。全く別の空間を用意することができるのであれば、そちらに移ってもらってください。

 

体育館のような場所で、別の空間を用意することができないのであれば、感染された方をフロアの隅に集めます。そして、段ボールなどのついたてをつくり、空間を遮断します。

 

感染された方に対応する人は限定するようにし、それ以外の人は2m以内に近づかないようにします。感染者の看病をする人はマスクを着用し、接触した後は必ず流水で手を洗うようにしましょう。

 

避難生活では、様々なストレスや心労、栄養の偏り、睡眠不足のために免疫機能が低下し、感染症にかかりやすくなっています。感染症を広げないために、体調不良を感じた方は早めに避難所の管理者などに申告してください。また、周囲のお年寄りなどの様子で気になることがあったら、できれば声を掛けてあげてください。

 

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