Dr.komakoのおんなのよろず診療所

komako先生が女性の心と体の不調を解決します。

ノロウイルスによる食中毒を出さないトイレの構造

こんにちは、Dr.komakoです。

 

ノロウイルスが流行する季節になると、飲食店を経営している方はノロウイルスによる食中毒を出さないために神経を使い、いろいろな工夫をすると思うの。ノロウイルスによる食中毒を出さないためのもっとも確実な方法は、トイレの構造を見直すことよ。

 

ノロウイルスのよる食中毒を出さないトイレの構造

 

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従業員専用トイレをつくる

スペースの問題があってなかなか難しいかもしれないけれど、お客さんが使うトイレと従業員が使うトイレは分けたほうがいいわね。お客さんの中にノロウイルス保菌者がいる可能性は、ノロウイルスの流行時期はとても高くなるわ。体調を確認するわけにもいかないしね。

 

どうしてもお店の中にトイレを一つしか作れない場合は、トイレはノロウイルスに汚染されているものと考えて掃除や手洗いをしたほうがいいわ。

 

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トイレに入る前に調理衣を掛ける場所をつくる

エプロンや白衣など、調理衣を着たままトイレに入るのは絶対にやめましょう。トイレの入り口前に衣類をかけることができる場所をつくっておいてね。エプロンをつけたままトイレに入ると、エプロンにノロウイルスの菌がついてしまう可能性があるわ。

 

トイレ専用の履物を用意する

トイレの床にノロウイルスがいる可能性もあるわ。履物を介して調理場にノロウイルスを運んでしまわないように、トイレ内は専用の履物を使うようにしてね。

 

手洗い場所は個室の前と便器の横の2か所に作る

ノロウイルスによる食中毒を出さない一番のポイントは、手洗い場所の位置よ。とくに、便器の横に手洗い場所を作って置くのは最重要ポイントよ。トイレで用を足した後、下着をあげて衣類を整える前に、手を洗ってほしいの。何かに触る前に手についているノロウイルスを洗い流すというわけよ。

 

個室の前の手洗い場でもう一度手をきれいに洗ってから、調理衣を身に着けるようにしたら完璧よね。手洗い場には、ノロウイルスに効果のある消毒液を用意しておいて、手洗いの後に手にすり込むようにしてね。

 

ウォッシュレット機能は必須

トイレでお尻を拭くときが一番ノロウイルスが手につきやすいわ。ウォッシュレットの水できれいに洗い流してしまえばノロウイルスが手につく可能性が少なくなるわ。ただし、ウォッシュレットの水流は低くして、周囲に飛び散らないようにしてね。乾燥機能がついていると、手を使う必要がなくなるから安心ね。

 

水道の蛇口は自動にする

水道の蛇口はノロウイルスの感染場所になりやすいわ。自動で水が出てくれたら、蛇口を介してのノロウイルス感染を予防することができるわね。

 

手はペーパータオルで拭く

手を洗った後の水分はペーパータオルでふき取るようにしましょう。ハンドドライヤーはお勧めしないわ。じつは、ハンドドライヤーの内部にノロウイルスが潜んでいる可能性があるの。うっかり内部に触ってしまって、せっかくきれいにした手にノロウイルスがついてしまう可能性があるわ。

 

ペーパータオルはホルダーをつけて下から引き出せるようにしてね。ペーパータオルを捨てるゴミ箱は、絶対に蓋付きのものよ。蓋は足でペダルを踏んで開閉できるタイプのものがいいわね。

 

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