こんにちは、Dr.komakoです。
不妊治療を受ける前に、男性側にも不妊の原因になることがないかどうかを検査するの。ちょっと抵抗があると感じるかもしれないけれど、不妊治療を進めるためには必要なことなの。かわいい赤ちゃんと愛する奥さんのために、頑張って!
不妊治療で男性が受ける検査は?
精巣の大きさ
精巣の機能は、精巣の大きさで大体わかるの。精巣に何らかの機能障害がある人の精巣は、標準よりも小さくなるわ。精巣の大きさは、オーキドメーターというもので計るの。
精巣の標準的な大きさは縦35~40㎜、横25~30㎜よ。
精液検査
女性は卵子になる細胞を産まれたときにすでに持っていて、一緒に年齢を重ねて行くの。でも、男性は毎日新しい精子を作り出しているわ。
年齢を重ねても男性は精子をつくることができるわ。でも、加齢とともにその能力は衰えて行くの。加齢だけではなく、体調やストレスの影響も受けやすいわ。
精液検査では精液を顕微鏡で調べて、精液の量や精子の数、精子が元気かどうかを調べるの。
- 精液量:1.5ml以上は標準
- 精子濃度:1500万/1ml以下は乏精子症
- 総精子数:3900万/射精量が標準
- 運動率:40%以下は精子無力症
- 正常形態精子:4%未満は奇形精子症
- 生存率58%以上
- 白血球数:100万/未満
- 精液中に精子が存在しない:無精子症
- 精液が射精されない:無精液症
精液検査の方法
自宅で採取する方法
精液を自宅で採取して、専用の容器に入れて病院に持っていくの。採取は検査の当日の朝がいいわ。精子は時間の経過とともに運動率が低下していくから、できるだけ新鮮な状態の方がいいの。
採精室で採取する方法
クリニックには、採精室というものがあって、そこで精液を採取することもできるの。採精室はプライバシーに配慮された場所で、テレビや雑誌が用意されているわ。
精子を採取するのは男性にとってはとても抵抗を感じるものなの。だから、上手く行かなかったり時間がかかってしまうこともあるわ。でも、非難したりプレッシャーをかけたりしてはいけないわ。
何度か繰り返し経験すると、なれてスムーズに採液できるようになるものよ。
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不妊治療の記事をまとめました。
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