こんにちは、Dr.komakoです。
乳癌は女性にとってとても恐ろしい病気よ。
病気のことをよく知って、早期発見につとめてね。
乳癌と放射線治療
乳癌の治療には、手術、放射線治療、化学療法、ホルモン療法があるわ。
放射線治療のお蔭で、乳房温存手術の安全性が高くなったわ。
乳癌と放射線治療
乳癌は、目に見える癌細胞の他にも、乳房の中に目に見えない癌細胞が散らばっていて、再発する危険性が高いの。
だから、昔は乳がんになったら乳房をすべて切り取る全摘出手術が行われていたわ。
でも、放射線治療を併用することによって、残った乳房の小さながん細胞を死滅させ、再発の危険性を低くすることができるようになったの。
リンパ節への転移が多い時も、放射線治療によって効果的な治療を行うことができるわ。
ただし、妊娠中の人や、すでに一定量の放射線治療を行っている場所には、放射線治療を行うことはできないの。
放射線治療の流れ
放射線治療は、外来で行われることになるわ。
開始時期
手術が終わって、傷が落ち着いてから、放射線治療は始まるの。大体術後2週間後が目安ね。
手術の後に化学療法を行うときは、放射線治療は化学療法が終わってからになるわ。
診察
放射線治療は、専門のお医者さんが行うわ。
まず、よく話し合って放射線治療の治療方針を決めるわ。
治療時間
放射線治療の1回の治療時間は、着替えを合わせてもせいぜい10分程度よ。
月~金まで、週5回、23~25回連続して行うわ。
放射線治療の副作用
放射線治療は、痛みもないし、副作用も少ないの。ただ、放射線を当てたところが日焼けしたみたいになることがあるわ。
日焼けしやすい人ほど、現れやすい症状ね。症状が現れたら軟膏を処方してもらえるわ。
まれに、放射線治療を行ってかなりの期間が立ってから放射線肺炎や、腕や乳房の浮腫が起こることがあるわ。頻度は、100人に一人くらいよ。
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