こんにちは、Dr,komakoです。
他人と自分を比較して劣等感を抱いてしまうことはありませんか?でも、そもそも人と比べることになにか意味があるのかしら?また、その比較は正しい尺度を持っているのかしら?人と比べて自分は・・・、という劣等感がストレスに変わる前に、比較するのをやめてしまいましょう。
人と比べなければストレスはたまらない
なぜ人と比べてしまうのか
日本人の子育てのパターン
日本人って、子育てが下手なの。特にお父さんって、子供を褒めたり認めたりしてあげるのが下手なの。これはね、「男子たる者」という古くからの教育から来ているの。男の子は、家を継ぐためにとても厳格に育てられる傾向があったわ。褒められることよりも、欠点を指摘して直すことが男の子の子育て方法だったの。
褒められたことがない人は、ほめ方も分からない。「男子たる者」なんて考え方は江戸時代や明治時代の臭いがするけど、根強く受け継がれてきたのよ。
認められた経験のない人は、自分を認めることができないの。自分の欠点ばかり気になるようになってしまうのよ。
比較は思春期に強化される
思春期になると、人と自分との違いを意識するようになるわ。特に、人と比べて鼻が低いとか、目が細いとか、いろいろなものを他人と比べて劣っているのか優れているのかを比較してしまうの。
思春期の頃は、学校の成績も、順位や偏差値で他の人と比べてランク付けを行うわ。思春期の頃は自分の価値も学校の成績も何もかも他人との比較ばかりすることになってしまうの。
人と比べる時のパターン
思春期に気になっていた劣等感や他人と比較するようなパターンは、大人になるにつれて薄らいでいくし、劣等感を感じていたところだって気にならなくなって行くわ。
でも、どうしても比べてしまうのよ。自分の彼氏と友達の彼氏の顔とか、自分と友達の足の太さとか、年収とか、結婚年齢とかいろんなことをね。
そしてなぜか劣等感を感じるような比較ばっかりしてしまうのよ。
だって、比較するときの基準って公平じゃないんだもの。
あの子は結婚して私はまだ結婚できない。私の性格がきついから。顔もかわいくないから。そもそも自分にはかわいげがないのよ。
ここで比較しているのは、「結婚して幸せそうな友達」と「結婚していない自分。勝ち気な性格で離れた目、プライドも高い。でも仕事では信頼が厚くて趣味のテニススクールも楽しい。気になる人もいる。でも、自分から誘えないし気のあるそぶりを見せることもできない。・・・・・などなど。」
つまり、「その人の幸せな一面」と「いいところと悪いところを含めた自分」を比べているの。これでは、幸せな一面が勝つに決まっているじゃない。
自分は自分
そもそも、人はそれぞれ違う環境に育って、それぞれいろんな問題を抱えていて、価値観も違うはず。そう考えると、人と自分を比べるのってとても意味がないことだと思わない?
人と比べて劣っているという思考がストレス源になって、うつうつとした気持ちになるよりも、人と比べるのをやめていらないストレス源を無くしてしまった方がいいわよ!
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