こんにちは、Dr.komakoです。
卵巣がんは、症状が現れにくくて、気が付いたときにはかなり進行していたということが多い癌よ。
それなのに、女性がかかるがんの中では乳がんについて2番目に多くて、70人に1人がかかるといわれているの。
卵巣がんを早期発見するためには、定期的に健診を受ける必要があるわ。
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卵巣がんを早期発見するための検診とその費用
■婦人科検診の内容
婦人科検診は、内診、子宮頸がん検診、乳がん検診が標準的な内容になっているわ。
でも、これでは不十分よ。
40代を過ぎたら子宮体がんの検査も受けてほしいわ。
卵巣がんの検査は、オプションになっていることが多いの。
でも、卵巣がんの危険性を考えて、年に一度は検査をしたほうがいいわ。
■卵巣がんの検診と費用
卵巣がんの検診は、超音波エコーで行うの。
それも、膣の中にグローブと呼ばれる専用の器具を入れて行うわ。
この検査は特に痛みもないし、放射線も使わないわ。
婦人科検診は自治体によっては補助金が出るけれど、卵巣がんの検診は、自己負担で行うことが多いわ。
自己負担の金額は、5000円くらいよ。
卵巣がんを含めて、婦人科検診は、年に1度は受けてほしいの。
自治体の補助金は、大体2年に1度くらいしか出ないけど、2年に1度の検診では不十分よ。
2年前に小さくて見つけることができなかったがんが、2年後には大きくなっていたということがあるわ。
自己負担金は、病院によって異なるけれど、30000円くらいかかるかもしれないわ。
でも、がんにかかったことを考えると、必要な出費かもしれないわ。
命は、お金では買えないもの。