こんにちは、Dr.komakoです。
片頭痛は、痛みが起こる直前に、前兆が起こることがあるの。
その前兆は、光に関するものなのよ。
片頭痛の前兆におこる不思議な光の正体とは?
片頭痛の前兆
片頭痛が起こる前に、前兆を感じることがあるわ。
特に多いのが、閃輝暗点というものよ。
閃輝暗点は、ギザギザした光や、フラッシュを浴びたような光を感じたり、目がチカチカしたり、視野の中心が欠けたりする現象なの。
前兆の発作は、5分~1時間くらい続くわ。
その後、大体1時間後くらいに片頭痛の発作が起こるの。
片頭痛の前兆は、必ず起こるものではないわ。
どちらかというと、前兆が無い人の方が多いし、前兆がある片頭痛のタイプの人でも、前兆が起こる時と起こらない時があるの。
急に目に異常を感じるから、とても驚くし、心配になると思うわ。
でも、眼球や視神経には、異常はないのよ。
閃輝暗点は、脳の中の、物を見るためにはたらく場所が原因で起こるの。
物を見るために働く中枢を流れる血管が収縮して、一時的に血流の量が変化するためにおこると考えられているわ。
片頭痛が起こる時に、脳の血管の収縮や拡張と、三叉神経という神経が深く関係しているの。三叉神経は、物を見るために働く中枢の近くを通っているわ。片頭痛をおこす信号の影響を受けて、閃輝暗点をおこすのね。
片頭痛の前兆には、ほかにもしゃべりにくくなったり、手足がしびれるといった症状があるの。
でも、体に異常が起きたわけではないわ。
閃輝暗点と同じように、三叉神経が言葉の中枢や、感覚の中枢に影響を与えることによっておこるのよ。それは一時的で、あとで麻痺がおこるなんて言うことは無いから、心配しなくていいわ。
ただし、頭痛には、脳梗塞やくも膜下出血、脳腫瘍といった怖い病気が原因で起こるものもあるわ。
まず病院で、そう言った病気の心配が無いかどうか検査を受ける必要はあるわよ。
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