こんにちは、Dr.komakoです。
腹式呼吸で便秘を解消できるって知ってた?「たかが呼吸で長年悩んだ便秘が治るわけない!」と言われそうだけど、実は腹式呼吸にはすごいパワーがあるのよ!
腹式呼吸で便秘を解消!こんな簡単な方法で便秘が治るって本当!?
腹式呼吸って何?
呼吸には、「胸式呼吸」と「腹式呼吸」の2種類があるの。
普段私たちが行っているのは、「胸式呼吸」の方なの。「胸式呼吸」は、肋骨の間にある筋肉を使って行う呼吸で、楽にできる代わりに浅いの。
「腹式呼吸」は横隔膜を上下させて行う呼吸なの。横隔膜が上下することによって、肺が大きく膨らむから、たくさんの量の空気を吸ったり吐いたりできるの。
腹式呼吸の効果
自律神経を整える
自律神経は交感神経と副交感神経がバランスを取りながら働いているの。交感神経は活動的な状態の時に働いて、副交感神経は休息しているときに働くの。
私たちの生活は緊張やストレスが多いわ。ストレスは交感神経を刺激してしまうの。ストレスを感じているときは自律神経が乱れやすいのよ。
腹式呼吸でゆっくりと息を吐くと、副交感神経が働きやすくなるの。緊張しているときに深呼吸をするのは、副交感神経を働かせてリラックスするためなの。
意識的に腹式呼吸をすると、緊張が適度にほぐれ、自律神経の乱れが整えられるのよ。
免疫力を向上させる
腹式呼吸を行うと、リンパ液や血液の循環がよくなるの。お腹のリンパ液をためている場所には、免疫細胞であるNK細胞がたくさんあるの。リンパ液の循環がよくなると、NK細胞がリンパ液に乗って体中を巡回することができるわ。
内臓の働きがよくなる
腹式呼吸でお腹を大きく動かすと、インナーマッスルが鍛えられるの。インナーマッスルは内臓を正しい位置に固定しているの。
インナーマッスルが鍛えられると内臓下垂が改善されて、内臓が本来の働きを取り戻すわ。
腹式呼吸で血流がよくなると、内臓の血流も良くなってしっかりと働くことができるから、身体の不調が改善されていくし、基礎代謝も良くなってダイエット効果も期待できるわね。
穏やかな気持ちになる
腹式呼吸を行うと、セロトニンという物質が増えることが分かっているの。
セロトニンというのは、脳の神経の情報を伝達する物質なの。セロトニンは興奮系の神経伝達物質の働きをコントロールしているわ。セロトニンが増えると穏やかなで爽快な気持ちになるし、集中力も良くなるのよ。
逆に、セロトニンが足りなくなると、気分が落ち込んだり、うつ病になるの。
腹式呼吸が便秘に聞く理由
便意は自律神経の反射で起こるの。腹式呼吸で自律神経の働きが整えられると、便意がリズムよく訪れるようになるわ。
内臓下垂は便秘の原因になるの。腹式呼吸でインナーマッスルを鍛え、内臓下垂が改善されると大腸は蠕動運動をしやすくなって便秘が改善されるのよ。
腹式呼吸をしているときはお腹を大きく膨らませたりへこませたりするでしょう?腹筋を大きく動かすと、大腸が刺激されて、蠕動運動が起こりやすくなるのよ。
セロトニンが増えて穏やかな情緒になることも便秘にとってはとても良い影響があるわ。腸はストレスの影響を受けやすいの。過敏性腸症候群の改善にも、腹式呼吸はとても効果的ね。
腹式呼吸の方法
腹式呼吸は、なれたら誰でも簡単にできるわよ。
- 椅子に座ったり、あおむけになって、まずはリラックス。
- お腹に手を当てて。
- 鼻からゆっくり息を吐きます。お腹がへこんでいくことを意識して。
- 鼻からゆっくり息を吐きます。お腹を大きく膨らませて行って。
ちょっとした空き時間に実践してみてね。
↓↓これを使うと小顔効果も。
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