自律神経失調症を改善する食事

こんにちは、Dr.komakoです。

自律神経を整えるには、食事のバランスがとても大切よ。とくに、ビタミンB1、ビタミンC、カルシウムは積極的に取りいれたい栄養素なの。

f:id:komakosensei:20160326150203j:plain

栄養はたんぱく質・炭水化物・ビタミン・ミネラル・脂質のいずれかが欠けてもバランスを崩して上手く働かなくなってしまうわ。少量ずつでもいいから、いろいろな食材を使ってお料理をしましょう。

できた料理を見て、色鮮やかだったら大丈夫。逆に、白っぽい、茶色っぽい食事ばっかりだったら栄養のバランスが足りないのかも。白は炭水化物や単色野菜、赤や緑は緑黄色野菜、茶色はたんぱく質、黒はミネラル類を多く含む食品が多いわ。

料理をする時間がないという人は、カット野菜やお惣菜、缶詰類を上手に使ってね。カット野菜はたくさんの野菜が入っているものがいいわ。お惣菜は揚げ物は避けたほうが無難。お惣菜で使われている油は質が悪いものの可能性が高いの。お魚の缶詰は骨まで食べられてカルシウムを補うのにはもってこいよ。

できれば毎食汁物を添えてほしいの。温かい食べ物をとると代謝が上がって体温が高くなるわ。自律神経失調症の人は冷え性が多いの。

3度の食事を決まった時間にとるのは自律神経を整えるためにはとても大切。特に朝食は、一日のスタートを切り、交感神経を働かせるきっかけになるからしっかり取ってね。

朝食では、炭水化物をとって欲しいの。炭水化物は脳の栄養になる糖質に変化するのよ。朝の脳は栄養不足になっているの。朝食で脳の栄養を補ってあげてね。仕事の効率もきっと上がるわよ。

朝食を食べる気持ちに慣れないという人は、グラノーラがおすすめよ。少量でも栄養のバランスが整うわ。グラノーラにヨーグルトをかけると完璧よね。

ビタミンB1は神経の働きを活発にしてくれるの。自律神経の働きも活発にしてくれて、乱れを整えてくれるわ。糖質をエネルギーに変えてくれるから、ダイエット効果も高いわよ。

ビタミンB1をたくさん含む食品は以下の通りよ。

ビタミンCは神経伝達物質や抗ストレスホルモンである副腎皮質ホルモンの合成に関わっているの。副腎皮質ホルモンを合成するときには、ビタミンCが大量に消費されるわ。

また、ストレスを感じるとアドレナリンが分泌されてストレスに対して防衛反応が起こるの。アドレナリンの合成でも、ビタミンCはたくさん消費されるの。

ビタミンCは美肌や若さを保つためにもとても大切なビタミンよ。人間はビタミンCを合成することができないから、食品から採るしかないの。でも、すぐにビタミンCは身体の外に排出されてしまうの。熱や水にも弱いから、生野菜やフルーツで取り入れるしかないわ。

ビタミンCをたくさん含む食品

ビタミンCはサプリメントでこまめに補給するのがおすすめ。

カルシウムには興奮や緊張を和らげてくれる効果があるの。イライラする気持ちを和らげてくれるのよ。神経の伝達が正常に働くのも助けてくれるわ。

自律神経が正常に働くために、また、イライラしがちな気持ちを和らげるためにもカルシウムはとても大切ね。

カルシウムは骨をつくるのにとても大切な栄養素よ。でも、普段の食生活では不足しがちなの。

カルシウムを多く含む食品

スポンサードリンク