こんにちは、Dr.komakoです。
花粉症予防には何と言っても体質改善が一番の方法よ。花粉症に強くなる食べ物をバランスよく食べることで、体内環境が整って免疫力を高めることができるの。
花粉症は食事で体質改善して予防する!
免疫機能を高める
花粉症は免疫機能の乱れが原因で起こるの。花粉症の症状を和らげ、できるだけ症状があらわれないようにするためには、免疫機能が正常に働くようにする必要があるわ。
免疫機能正常化のカギを握っているのは、「抗酸化作用」の高い食品よ。人間の細胞は、紫外線やストレスなどによってどんどん老化していくわ。細胞は老化すると「酸化」していくの。放っておくと、身体にはどんどん酸化物質がたまって行くわ。酸化物質は身体の機能が正常に働くのを邪魔してしまうのよ。
抗酸化作用のある食品は、酸化した細胞を取り除き、新たに細胞が酸化するのを防いでくれるの。抗酸化作用のある食品は、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB群、β‐カロテン、ポリフェノールを含む食品よ。
抗酸化作用のある食品
- トマト
- 大根
- カボチャ
- ニンニク
- ヨーグルト
- ブドウ
- リンゴ
腸内環境を整える
免疫機能と腸の働きはとても強い関係があるの。腸の中には善玉菌と悪玉菌がいるわ。善玉菌が優勢な状態だと、腸は正常に機能して、免疫機能が高くなるの。逆に悪玉菌が優勢だと腸の機能が衰えて有害物質や老廃物が腸に溜まって免疫力が低下してしまうわ。
花粉症を予防するためには、免疫機能を高める必要があるわ。それには、善玉菌が喜ぶ腸内環境をつくる必要があるの。
食物繊維を多く含む食品をとって、スムーズな排便を促し、便秘を予防することと、善玉菌のえさとなる発酵食品をとって善玉菌を増やすこと。この2つの方法で腸内環境を整えて!
食物繊維が豊富な食品
- ゴボウ
- こんにゃく
- もやし
- きのこ類
- サツマイモ
- バナナ
発酵食品
- ヨーグルト
- チーズ
- 納豆
- 乳酸菌飲料
- ぬか漬け
粘膜を強くする
花粉症は鼻や目の粘膜に花粉が付くことで症状があらわれるわ。粘膜が弱い人ほど症状が現れやすいわ。それに、花粉症の症状があらわれて掻いたりこすったりすると粘膜が傷ついてしまうわ。
粘膜を強くして、再生を促すには、「ムチン」をとるといいわよ。ムチンは粘膜の表面を保護する物質なの。ムチンは納豆などのネバネバの素になっている成分で、食品から体に取り入れることで粘膜を強くしたり、修復を早くする効果が期待できるのよ。
ムチンを含む食品
- 納豆
- オクラ
- メカブ
- モズク
- 長芋
- サトイモ
- モロヘイヤ
- なめこ
ヒスタミンを調整する
アレルギー症状は体に入ってきた異物を身体の外に追い出そうとしてヒスタミンが大量に分泌されることで症状が起こるの。だから、花粉症の症状を和らげるには、ヒスタミンの分泌を抑える働きのある食品をとるといいのよ。
ヒスタミンの分泌を抑える食品
- しょうが
- マグロ
- イワシ
- シソ
- 甜茶
- ヨーグルト
- 乳酸菌飲料
身体を温める
身体の冷えは万病のもとというわ。これは、冷えによって免疫機能が低下してしまうからよ。花粉症の時期は特に、普段から体を温める食品を積極的に取ると、感染症の予防にも役に立つわ。
身体を温める食品
- しょうが
- にんにく
- 玄米
- 黒糖
- 発酵食品
- 根菜類
- 豆類
- 海草類
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