うつ病の当事者の気持ちを理解する為に家族ができること
家族がうつ病にかかったら、家族はとても困惑するわよね。
うつ病の当事者の様子が理解できず、励ましたり、激励したり、はっぱをかけたり。
やってはいけない対応をしてしまって、お互いに辛い思いをすることもあるわ。
でも、うつ病を克服するためには、家族の協力ってとても大切なの。
自分のパートナーが、子供が、親が、うつ病にかかったらどうしたらいいのか、ポイントをお話しするわね。
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■自分を責めないこと
家族がうつ病にかかった時、当事者もつらいけれど、自分もつらいでしょう?
とてもショックを受けるし、心も傷つくわよね。
自分のせいではないかとか、心配にもなるでしょう。
でも、当事者の前で取り乱すわけにもいかないから、そんな気持ちを押し殺してしまうでしょう。
実は、家族がうつ病にかかった時、家族も同時に精神的な不調の陥ることはよくあることなの。うつ病にかかる人はまじめで責任感が強い傾向があるけれど、家族は似たようなところがあるもの。自分にも同じような傾向があるかもしれないわね。
まずは、冷静になることが大切よ。
うつ病は、治療すれば治る病気よ。まずは信頼できるお医者さんを見つけて、診察に付き添ってあげるといいわ。辛い気持ちを、当事者も、家族も、病院のスタッフも、みんなで共有していくと、ちょっと気持ちが軽くなるものよ。
■うつ病を理解する
これはぜひ、ご家族にお願いしたいことなんだけど、うつ病にかかったご本人と一緒に、うつ病について、勉強してほしいの。
もちろん、病気についてはお医者さんに効くのが一番早いけれど、いいお医者さんほどたくさんの患者さんを抱えていて、効きたいことをすべてゆっくりと質問することができないものよね。
最近は、うつ病について本当にわかりやすく解説してくれている本が出版されているわ。
スーパー図解 うつ病―見ればわかる 心を元気にする知識と方法
この本は、分かりやすい図解で病気を説明してくれているから、医学的な知識のない人にも、うつ病について理解しやすい本ね。
治療方法や、予防方法まで書いてくれているから、病気が回復してきたり、病気を克服してからも、きっと役に立つわね。
■そっと、でも注意深く見守る
うつ病で一番怖いのは、自傷行為や自殺なの。
うつ病がとてもつらい状態のときは、自殺をする気力もないのだけれど、少し回復してきたときに、一番自殺の危険性が高まるわ。
ただ、病気がどのような状態にあるのか、見極めるのは難しいの。
お医者さんと相談しながら、温かい目で、でも、普段と違う様子がないかを注意しながら、寄り添ってあげてね。