Dr.komakoのおんなのよろず診療所

komako先生が女性の心と体の不調を解決します。

肩こりにならない生活ってあるの?肩こりの予防法は?

肩こりに悩む女性は、ほんのひと時でも肩こりから解放されたいと思っているでしょう。

肩こりにならない生活の仕方を、私Dr.komakoと考えてみましょう。

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肩こりにならない生活ってあるの?肩こりの予防法は?

 

■正しい姿勢を心がける

 肩こりを予防するためには、普段の姿勢を見直すことが一番の近道よ。

 人間は2足歩行を行うことで、重たい頭と腕を首や肩で支えることになってしまったわ。自由に動く腕を手に入たのはいいけれど、肩の関節は不安定な構造になってしまったわ。

 肩関節は、たくさんの筋肉や靭帯の共同作業によって安定性とスムーズな運動性を保っているの。

 肩こりを予防する為には、頭を脊柱で支えるような姿勢と、肩がまっすぐな状態で肩関節周囲の筋肉が均等に働いている状態を保つ姿勢を心がけましょう。

 

 ・立っている時の姿勢

  踵をつけつま先を軽く開いて立ってみて。膝を伸ばし、骨盤を起こし、胸を張りるの。頭はまっすぐに前を向いてね。横から見ると、耳の横から肩の中央、腰の中央、踝までまっすぐな線を引くことができる姿勢が理想的な姿勢よ。

 

 ・座っている時の姿勢

  お尻の骨の一番出っ張っているところで体を支え、身体をまっすぐに起こして胸を張ってね。頭は軽く顎を引いてまっすぐ前を見て。横から見ると、耳の横から肩の中央、お尻の骨までまっすぐな線を引けるはずよ。

 

 ・寝る時の姿勢

スリープドクターズピロー

 

  寝る時の姿勢は、立つ姿勢をそのまま横たえた姿勢よ。布団に横になり、まっすぐに姿勢を整えたら、首の後ろの空間に合った枕を後頭部から肩にかけておいてみて。

 左右に寝返りをうったとき、動きを妨げない高さの枕を選んで。枕選びはとても大切よ。柔らかすぎる布団は腰が大きく沈でしまって、腰や肩のこりの原因になるわ。マットレスや敷布団の固さも、とても大切よ。

 

 ・長時間同じ姿勢をとらない

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  正しい姿勢を続けることは、筋力的にもなかなか難しいことなの。日常的に意識することで筋力が付いて、正しい姿勢を維持できるようになるけど、やはり無意識に姿勢は崩れていくわ。同じ姿勢を長時間続けていると同じ場所で血行障害がおこる可能性があるわ。30分をめどにストレッチを行うなど、姿勢を変えてリフレッシュすることをお勧めするわ。

 

■筋力をつける

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 頭や腕の重さを支えるために、肩関節周囲の筋肉は多くの筋力を必要としているの。

 加齢や運動不足で筋力が低下すると、日常的に筋肉に過剰な負担がかかることになって、肩こりの原因となるわ。姿勢を正しく保つためには、腹筋や背筋などの体幹の筋肉も必要よ。適度な運動は肩こりを予防するのに必要な筋肉をつけるし、血行を促進し、筋肉に疲労物質がたまるのを予防してくれるわ。

 

■バランスのとれた食事をとる

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 野菜や海草など、ビタミンやミネラルのバランスがとれた食事はコレステロール中性脂肪を減らして、血液をサラサラな状態にしてくれて、血液の循環をよくしてくれるの。高たんぱく低脂肪の食事は適度な筋肉をつけるのに役立つし、肥満を解消してくれるわ。

 

■休養をとる

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 十分な睡眠は筋肉を弛緩させ、血液の循環をよくし、精神的な疲労を取り除いてくれるわ。ゆっくり湯船につかり、夜は過剰な刺激を避け、質の良い睡眠をとれる環境を整えましょうね。

 

   

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