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Dr.komakoのおんなのよろず診療所

komako先生が女性の心と体の不調を解決します。

老人性難聴の特徴は?

こんにちは、Dr.komakoです。

 

老人性難聴は、高齢になって耳が聞こえにくくなる病気なんだけど、聞こえ方に特徴があるの。老人性難聴の特徴をしっかりとらえてコミュニケーションの取り方を工夫しないと、老人性難聴を患った人は会話に入れなくなって孤立してしまうわ。

 

老人性難聴の特徴は?

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老人性難聴の症状

耳鳴りには、外耳から中耳にかけての障害で起こる伝音性難聴と、内耳から脳への経路のどこかの障害で起こる感音性難聴に分類されるの。

詳しくは、下の記事を読んでね。

 

komakosensei.hatenablog.com

 老人性難聴は、内耳から脳にかけての経路の老化によっておこる、感音性難聴なの。

老人性の難聴の症状には、次の3つの特徴があるのよ。

 

高くて小さな音が聞こえにくい

聴覚の老化は、30歳代から少しずつ始まっているのよ。モスキート音って言う言葉を聞いたことがあるかしら。コンビニが意図的に流す17000ヘルツの高周波なの。10000ヘルツを超える高い音は、中高年になると聞こえなくなってくるの。17000ヘルツの音が聞こえるのは、20歳代前半までよ。コンビニにたむろする若者にしか聞こえない不快な音を出すことで、深夜に若者が店に前にたむろしないようにしているの。

 

聴覚障害では、小さな音は聞き取りにくくなるわ。老人性難聴では、小さな音に加えて、高い音が聞き取りにくくなるの。電化製品のセンサーは聞き取りにくい音ばっかりね。

言葉が聞き取りにくい

言葉は、耳から聞こえる音と同時に、周囲の状況から推測して判別しているの。老人性難聴の人は、声は聞こえるけど、言葉としてとらえることが難しくなるわ。周囲の状況と合致している内容の言葉なら、状況をとらえる力が言葉の理解を助けるから、言葉が聞き取りやすくなるわ。食事が用意されていて、「ご飯ができたよ。」と伝えると、必ず伝わるわ。でも、突然「昨日お昼ご飯の後どこに行ってたの?」とか今置かれている状況と関係のない話をされると、途端に言葉が理解しにくくなってしまうの。

 

音は聞こえているから、「また聞こえないふりをして。」ととらえられてしまうの。耳が遠くなると便利耳になる、なんて揶揄されるけど、本当に聞き取りにくいのよ。

 

両耳に起きる

老人性難聴の人が「右が聞こえないから。」と説明することがあるわ。聴覚の衰えは左右差があるけれど、必ずどちらも聞こえにくくなっているの。「右が聞こえないら。」といわれると、左の方は大丈夫だと思ってしまうけれど、どちらも悪いんだということを念頭に置いて話をしてね。

 

老人性難聴は、難聴と同時に、耳鳴りやめまいを起こすこともあるわ。

老人性難聴の原因

内耳から脳にかけての聴覚の経路には、内耳の感覚細胞、脳幹部にある神経線維、大脳の聴覚中枢があるの。老人性難聴は、そのどこかが悪くなったというよりも、全般的に老化によって機能が衰えて起こると考えていいわ。

老人性難聴の検査

老人性難聴だと診断するには、語音聴力検査という、言葉が聞き取れるかどうかの検査が大切なの。

聴覚の検査については、下の記事を読んでね。

 

komakosensei.hatenablog.com

 

老人性難聴の治療

老人性難聴になったら、機能を回復するための治療は難しいと思っておいてね。聞こえなくなった聴力は、補聴器で補うの。

 

補聴器の選び方って、難しいのよ。老人性難聴の人は、小さな音が聞こえなくなる代わりに、大きな音が異常に大きく聞こえるようになるの。こういう現象を補充現象というの。単に音を大きくする補聴器では、補充現象によって雑音が異常に大きく聞こえてしまって、苦痛を感じるだけなの。補聴器を選ぶときは、耳鼻咽喉科で処方箋を書いてもらってね。補聴器を購入した後も、調整は必要よ。お店の人など、あまり慣れていない、ニュアンスで会話が成立しない人と会話をして感度を合わせて行くといいわ。

老人性難聴になった人とのコミュニケーションの取り方

老人性難聴の人とコミュニケーションをとるには、いくつかのポイントがあるの。家族や、よく交流する機会のある人は、ポイントを押さえて会話をしてみて。お互いに、会話が通じないことによるストレスを回避することができるわ。

 

  1. 正面を向いて目を合わせ、口を大きく開けて話しかける。
  2. 単純な言葉で簡潔に伝える。
  3. ゆっくりと、1小節ごとに区切って話をする。
  4. 雑音の少ない場所で話す。
  5. 大切なところは復唱してもらう。

老人性難聴の人と、コミュニケーションを楽しむのためには、何よりやさしさが大切ね。

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