こんにちは、Dr.koamkoです。
不妊症に悩んでいる夫婦は今とても多いの。不妊治療に踏み切るかどうか、悩んでいるカップルも多いのではないかしら?
不妊治療にかかる前に、不妊の原因をチェックシートで判断してみたらどうかしら?何となく原因が分かったら、治療にも前向きな気持ちになれるかもしれないわよ。
不妊症チェックで不妊の原因を探りましょう~男性編・夫婦編~
精巣や精路に関すること
- □射精できない
- □精子の量が少ない
- □睾丸や陰嚢に熱感や引っ張られるような痛みがある
- □睾丸が小さい、触れない
陰嚢の大きさは精子をつくる機能に比例しているの。正常範囲体積は12~18mlよ。精巣が極端に小さい時は染色体に異常があったり、停留睾丸という陰嚢に精巣が入っていない状態の可能性があるの。
睾丸や陰嚢に引っ張られるような熱感があるのは、精索静脈瘤ができている可能性があって、精子をつくる機能が低下している可能性があるわ。
射精感が充分にあっても精子の量が不十分の時は精子が膀胱側に逆流している、逆行性射精を起こしているかもしれないわ。糖尿病などの内科疾患を持っていると、起こりやすいのよ。
性機能に関すること
- □ペニスが充分に勃起しない
- □勃起が持続しない
- □うまく膣内に射精できない
- □性欲が無い
射精障害(ED)には、交通事故や前立腺がん、直腸がんなどの後遺症で、陰茎そのものや勃起を司る神経や血管が損傷されて起こる「器質的ED」、糖尿病や腎臓病などの内科的な病気が原因で起こる「症候性ED」、うつなどの精神疾患によって2次的に起こる「心因性ED」があるの。EDの原因を探って、それぞれに合った治療法や対処法を探っていく必要があるわ。
精子をつくる機能に関すること
- □成人になってから高熱を発したことがある
- □喉仏が無い
- □女性のような乳房がある
卵巣はとても熱に弱くて、高熱によって炎症を起こして障害が起こり、精子をつくる機能が低下することがあるわ。
喉仏が無かったり、乳房があるのは、もしかしたら染色体の異常を持っているもかもしれないわ。その場合には、精子をつくる能力そのものに問題がある可能性があるわ。
生活習慣に関すること
- □好き嫌いが多い
- □外食が多い
- □仕事のストレスや不眠、睡眠不足がある
- □飲酒や喫煙が多い
生活習慣の乱れは精子をつくる機能を低下させてしまうわ。特に、喫煙は精子の質や形態異常を起こすことが分かっているの。
過度の飲酒は、性欲を低下させてしまうのよ。
夫婦に関すること
- □良いタイミングで夫婦生活ができない
- □妊娠を望み1年以上夫婦生活を営んでいるが妊娠しない
- □妊娠を望み2年以上夫婦生活を営んでいるが妊娠しない
妊娠を望んで夫婦生活を営んで、1年以内に80%のカップルが、2年以内に90%のカップルが妊娠するといわれているわ。2年以上妊娠できない状態が続いているのであれば、早く治療を始めたほうがいいわ。特に、女性の年齢が高いのなら、なおさらよ。
夫婦間で、セックスレスなどの性交のトラブルがあったら、それが不妊の原因になっているかもしれないわね。
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不妊治療の記事をまとめました。
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