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Dr.komakoのおんなのよろず診療所

komako先生が女性の心と体の不調を解決します。

大人のアトピー性皮膚炎の治療

こんにちは、Dr.komakoです。

 

大人のアトピー性皮膚炎は一般的には治りにくいといわれているわ。大人になると皮膚が厚くなるから、ストロイド外用薬も効き目の強いタイプを使う機会が増えてしまうの。大人になるとストレスも多岐にわたり、再発しやすくなるわ。でも適切な治療を続けるときっと症状は改善していくはずよ。

 

大人のアトピー性皮膚炎の治療

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診断

最近は、大人になってからアトピー性皮膚炎を発症する人も増えているの。大人のアトピー性皮膚炎は、上半身に症状が出やすいの。とくに、「アトピー性の赤ら顔」と呼ばれる顔の湿疹が特徴的よ。ひどくなると、眉毛が抜け落ちてしまうの。

 

皮膚科では、問診で発症してからの経過や症状の強さ、家族や本人にアレルギー素因があるかどうかを調べるわ。血液検査も行って、アトピー性皮膚炎の診断を受けるの。

 

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大人のアトピー性皮膚炎の治療の進め方

アトピー性皮膚炎の治療の基本は、保湿外用薬を使ったスキンケアで皮膚のバリア機能を改善することになるわ。重症度の応じて、ステロイド外用薬を使った治療を行っていくの。大人の皮膚は厚くて薬の浸透率が悪いから、薬も強いタイプを使うことになるわ。でも浸透率が低いということは、ステロイド剤の成分の浸透率も低いという事よ。強い薬を使うから副作用が心配、というわけではないわ。

 

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 軽症

軽症の患者さんは、保湿外用薬による保湿の治療を重点的に行っていくの。

 

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中等症・重症・最重症

身体にはベリーストロング以下のステロイド外用薬を使った治療が行われるわ。顔や首は薬の浸透率が高いから、少し弱いミディアムタイプ以下のステロイド外用薬が使われるの。

 

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 ステロイド外用薬を塗り始めて3~4日たつと、薬の効果があらわれて炎症が軽くなって行くわ。そうなったら、皮膚をつまんで固くなっているところだけに薬を塗るようにしてね。

 

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 かゆみが強い時は、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬でかゆみを抑える治療を行っていくの。ただし、妊娠中や授乳中の患者さんは抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬の服用はできないわ。

症状がよくなったら?

大体の患者さんは3週間ほどたつと症状は改善して、皮膚は健康な状態を取り戻していくの。そうなったら、ステロイド外用薬を軽いタイプにかえて行ったり、塗る回数を減らして行くわ。保湿外用薬によるスキンケアは、続けてね。良くなったからって、手を抜いてはダメよ。

 

治療が長期間になってくると、顔や首に現れるステロイド外用薬の副作用が心配になってくるわ。そこで、顔や首にはプロトピック軟膏という副作用の少ない薬を使うの。でも、妊娠中や授乳中の患者さんは使うことができないわ。そう言うときは、顔や首には弱いタイプのステロイド剤を続けて使うことになるわ。

 

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症状が変わらないもしくは悪化したら?

症状が改善しないときは、ステロイド外用薬の種類を見直していくの。保湿外用薬によるスキンケアは続けてね。

軽症

軽症の患者さんで、症状が悪化した時は、ストロングクラス以下のステロイド外用薬を使った治療を始めるわ。かゆみが強い時は抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬の治療を行うわ。

 

中等症・重症・最重症
 

ベリーストロングクラスの薬でも、別の種類にかえて効果を見て行くのよ。症状が悪化した時は、一時的にストロンゲストタイプの添てロイド外用薬を使うことがあるわ。抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬も、続けて服用していくの。

 

プロトピック軟膏を体に塗ると、効果があらわれることがあるわ。

 

塗り薬をいろいろ試してみて、どうしても効果があらわれなければ免疫抑制剤やステロイド内服薬、紫外線療法などの治療法を試してみることになるわ。

治療のゴールは?

ステロイド外用薬を弱いタイプにかえて、塗る回数を減らして行って、使わなくなっても症状があらわれなくなったら治療は終了になるわ。それでも、保湿外用薬でのスキンケアは続けなければいけないわ。場合によってはプロトピック軟膏はまだ使っていく必要があるかもしれないわ。

 

大人のアトピー性皮膚炎は、様々なストレスによって再発しやすいの。治療が終わっても、手元にストロングクラス以下のステロイド外用薬を常備しておいて、炎症が起こった時にはすぐに対処するようにしてね。症状があらわれたら、皮膚科の受診もお忘れなく。

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